Episode.16 株式取引が上達するように、「セクター別に特長の把握②」について正しく理解してみた
■結論
セクター別に特長を把握するために第2回は、パルプ・紙、化学、医薬品、石油・石炭、ゴム製品セクターについて確認してみた。
内需系・外需系のセクターや、原料の原油価格に影響されるセクター、ディフェンシブ系の企業が多いセクターなどについては、把握しておくと更に良いです。
・パルプ・紙
英語名称 Pulp & Paper
概要 内需系企業が多い業種。パルプなどの原料輸入に対する円高メリット、燃料コストに対する原油安メリットを受ける業種でもある。
・化学
英語名称 Chemicals
概要 素材系、海外市況系の企業を中核とする業種。内需系と外需系が混在する。原料の原油価格に影響される企業が多い。鉄鋼、機械、海運業と並び代表的な景気敏感業種の一角。
・医薬品
英語名称 Pharmaceutical
概要 内需系、ディフェンシブ系の企業が多い業種。食料品、電気・ガスと並ぶ代表的なディフェンシブ業種の一角。
・石油・石炭
英語名称 Oil & Coal Products
概要 内需系、資源開発系の企業を中核とする業種。原油高メリットを受ける企業が多い。
・ゴム製品
英語名称 Rubber Products
概要 外需系、海外市況系の企業が多い業種。中堅中心に内需系企業も混在する。主力のタイヤメーカーは自動車販売の影響を受ける。
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