Episode.7 株式取引が上達するように、「決算短信」について正しく理解してみた
■結論
「決算短信」は速報性がキモ決算短信は決算発表書類の「速報版」という位置づけです。投資家が企業の決算を最も早く知ることができるのはこの決算短信です。
■使い方
有価証券報告書の最大のネックは「閲覧できるようになるまでに時間がかかる」という点です。決算短信は原則として企業の決算日から 45日以内の発表が要請されていますが、有価証券報告書の場合は決算日の 3カ月後までで OKだからです。企業はまず、決算情報の速報版として決算短信を出し、その後、じっくり時間をかけてより詳しい報告書(有価証券報告書)を出すのです。個人投資家が最新の企業業績をチェックするためにはまず決算短信で確認してください。 個人投資家が最新の企業業績をチェックするためにはまず決算短信で確認してください。その上で、その企業のことをさらに詳しく知りたい、という場合には有価証券報告書を見るようにするとよいでしょう。
■決算短信を理解するために
同じ決算発表書類である有価証券報告書に比べ簡略化されている分、迅速に開示されるのが特徴です。また決算短信には来期の業績予想も掲載されています(予想が困難として掲載していない企業も一部あります)。決算短信を見れば、会社四季報にまだ反映されていない最新の企業業績や業績予想を確認することができます。
最後に有価証券報告書は、詳細な決算書やそれに関連する情報だけでなく、企業の沿革、役員の状況、設備投資の状況、保有する不動産の状況など、その企業に関する様々なことを知ることができる大変貴重な情報源です。そのためアナリストなど資産運用のプロは、この有価証券報告書を読み込んでどの企業に投資するかを判断します。
しかし、個人投資家レベルでアナリストと同じように有価証券報告書を読みこなすのは大変難しいだけでなく時間も非常にかかります。そして有価証券報告書の最大のネックは「閲覧できるようになるまでに時間がかかる」という点です。決算短信は原則として企業の決算日から 45日以内の発表が要請されていますが、有価証券報告書の場合は決算日の 3カ月後までで OKだからです。企業はまず、決算情報の速報版として決算短信を出し、その後、じっくり時間をかけてより詳しい報告書(有価証券報告書)を出すのです。
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